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■ 院長のプロフィール ■
横浜市都筑区港北ニュータウンにあります健康工房サイ・クリニックのHOMEへ戻る>院長のプロフィール
     単身で日本に渡り、不安を感じる暇もないほど、ただただ夢中で医学を学びました。
私は台湾出身で、幼少期は台湾第2の都市、高雄で過ごしました。子供の頃は、小学校から高校まで一度も学校を休んだことがない、元気で真面目な子供でした。毎朝、誰よりも早く登校し、教室の扉を一番に開けるのが私の役目でした。台湾ではバスケットボールが人気のスポーツなので、中学、高校はバスケに励んでいました。医師になりたいと思ったのは、母の「家族の中に医師がいたら心強いね」という一言がきっかけでした。この言葉がずっと私の頭の中にあって、医学部を目指そうと決意したのですが、高校2年生の頃から原因不明のひどい蕁麻疹(じんましん)に襲われ、それが受験勉強の障害となりました。全身の倦怠感と薬の副作用による眠気で勉強に集中することができず、医学部に入るのを断念し、中国医薬大学薬学部に進みました。卒業後は兵役を経て、製薬会社に就職し、結婚しましたが、病院や薬局に薬を売り込む仕事には向かないことを実感しました。思い悩んでいたところ、「学問を学ぶなら日本に行くといい」という話を聞きました。まだ、台湾が日本統治下にあった時代、多くの台湾人が勉強するために日本に渡り、私の周りにも日本の医学部を出た医師が大勢いました。「日本で勉強しよう!」そう決意して、日本語の勉強を始め、日本の留学試験に合格。1976年、留学生として来日しました。27歳の時です。日本に来て最初は東北大学の薬学部に入り、研修生として1年間学びました。その後、大学院の試験を受けるつもりでいたのですが、留学生を対象に薬学部から医学部へ編入できる大学があるという話を聞きました。一度は諦めかけていた医師への夢にもう一度チャレンジしてみようと決め、該当する大学5校に願書を出しました。そこからは猛勉強の毎日でした。妻と子供を台湾に残し、一人で頑張っている寂しさもありましたが不安を感じる余裕もないぐらい受験勉強に打ち込みました。当時、仙台を出て東京の巣鴨に住んでいたのですが、駅から下宿までの地蔵通りを歩く時によく口ずさんだ歌が、坂本九様の「上を向いて歩こう」でした。自分を励ますつもりでいつも歌っていたのです。
     薬は補助的なもの。病気を治すのは患者さん自身です。
受験勉強の甲斐があって、長崎大学医学部に進学することができました。在籍中の4年間は必死でした。卒業して医師免許を取らないと、それから先は何もないという思いだけ。勉強以外、他に何かをするといった余裕はありませんでした。長崎大学に入り、2年後、台湾から家族を呼び寄せ一緒に生活できるようになったことは大きな励みになりました。その後は、東京大学医学部第三外科教室に入局しました。東京が住みやすかったことと、日本の最高峰の大学で学んでみたいという憧れがあり、直々に手紙を出し、入局することができました。その後、自分の考えている医療をやりたいという想いがあり、サイ・クリニックを開業しました。院名のサイは帰化する前の名前から付けました。開業後は、内科、外科、いろんな症状の方からお子さんまで幅広い患者さんを診ました。台湾で学んだ中国薬大学は、中西医結合を趣旨とした学校でしたので、昔から西洋と東洋両方に接することができました。日本の大学では西洋医学を中心に学び、もちろん西洋医学を否定する考え方ではありませんが、東洋医学、漢方薬治療にはとても関心を持っています。これは私の考え方なんですが、西洋の薬とは抑えの薬。今以上に状態を悪くしないためにくい止める。もしくは、遅らせるために薬を用いるのです。他方、東洋の薬とは癒す薬。ただ、病気を治すだけではなく、患者さんを健康な状態に導くものです。プラスの方向にもっていくという漢方の考え方に共鳴していますし、実際にガンの患者さんで、抗癌剤治療が辛く、漢方薬治療に変えたところ、とても調子が良くなったと話をされている方がいて、なるほど漢方はいいんだなと改めて実感しました。漢方の素晴らしいところは人間の自然治癒力を引き出す力だと思っています。当クリニックでは、西洋の薬も漢方薬も出しますが、患者さんには、「お薬も出しますが、あくまでも病気を治すのは患者さんご自身です。薬は補助的なものですからね」と話をしています。私は医療には病状制御、体調管理、健康管理の3つの階層があると考えています。ですから、当クリニックでは、患者さんの症状に合わせて西洋医学、漢方医学、代替医療を上手く使い分けて治療を行っています。そして、最も重要視しているのが患者さんを健康な状態に導くQRS(電子ホメオパシー)の治療です。病気の症状や体調不良の理由は、患者さんごとに異なります。それを画一的に治療していくのではなく、その人の健康状態を相対的に把握し、病を回復に向ける生体情報を患者さんに送り込む治療をQRSでは行います。現代医学が分子医学なら、QRSは素粒子医学。目に見えない生体情報を電磁情報として捉え、その作用を治療や体質改善に及ぼすものです。QRSはまだまだ知らない方も多いと思いますが、その効果は少しずつ認知されてきています。QRS治療を受けて1ヶ月後、具合を聞いた時に「30年来の頭痛と不眠が嘘のように消えた」とお喜びの言葉をいただいたり、QRS治療の治療を始めた患者さんがある日、診察を受けに来られた時、「5,6年ぶりに旅行に行ってきた。遠い昔から諦めた旅行に行ってこられたのは本当に嬉しかった」と言っていただきました。このようにQRS治療の持つ不思議な力を今も時々感じています。
     病気を治すだけでなく、人を幸せにする医療を提供したい。
西洋医学だけにとらわれず、また東洋医学ばかりに目を向けず、全ての医学の考え方を折衷した医学を進めることで、患者さんに幅広い医療を提供することができ、自分自身も医師としての広がりを持てるのではないかと考えています。現代医学ではEBM(Evidence-Based Medicine)を礎として、過去の統計的データに基いた医療を行っていますが、私が目指している診療はそれにもう1つ大切なファクターであるNBM(Narrative Based Medicine)を入れて患者さんとの会話の中から病気の原因を理解し、その原因に対して全人格的なアプローチをしていくという考え方です。つまり、医療の中に人と人との触れ合いを交えることで、患者さんごとにそれぞれの病気と向き合っていくものです。人間というのは細胞が集まり、それが組織となり、器官となり、人体が形成されますが、それで完成ではありません。そこに心があり、魂が入っているのです。そう考えると、分子レベルでいじっても、魂までは届かず、本当にカラダを良くすることはできないのではないでしょうか?心身霊整合医学と私は呼んでいますが、患者さんの話をしっかりと聞き、その方の過去、現在、未来をつなげて治療方法を考えることで始めて、病気を治し、人間を健康に、そして幸せにできるのだと私は思っています。

横浜市都筑区、港北ニュータウンにあります
健康幸福工房サイ・クリニックです。
QRS診療をご希望の方はぜひ当院へ。

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